※本会議の録画映像をご覧いただけます。
- 令和2年6月定例会 6月19日 本会議 一般質問
- 自民党市民会議 林 健二 議員
1 地震災害における公共施設(体育館等)の被害対策について
全国で多発する自然災害を考慮すると、公共施設の多く
は災害発生時の避難所としての役割はもとより、市民の命
を守る最後の砦であります。近年、地震大国「日本」にお
ける新しい建物では、過去の大きな地震災害を教訓として、
「耐震」「免震」を強く意識した建物が増え、特に公共施設
は地域住民の避難所として「命を守る」施設であり、救援
物資を集積する場として「命をつなぐ」拠点の役割を担い
ます。これまでは一般論として、西九州地域は地震や風水
害が少ない地域と過信してきた経緯があるにしても、現状
として、特に地震災害に対する準備及び対策を軽視できま
せん。2016年の熊本地震で避難所として機能しなかった体
育館の被災状況調査では、4割以上がブレース破断による
ものと公表されていますが、本市公共施設(体育館等)の
構造設計の考え方として、建物の地震動対策として屋根面
の水平ブレースによる拘束効果だけで下部構造の変形を拘
束するのが困難なケースもあると聞きますが、用途に合わ
せた構造設計の在り方を含め、被害対策について伺います。
2 椋呂路トンネルの早期事業化について
主要地方道「佐世保日野松浦線」は佐世保市と松浦市を
結ぶ広域幹線道路として、また、「西九州させぼ広域都市圏」
の連携など重要な役割を担っています。このトンネル計画
は、2市をまたぐ椋呂路峠の道路の大半が急坂車線で狭隘
箇所や急カーブなどが多く、大型車の通行障害や冬場の路
面凍結などの交通規制により、住民の生活はもとより地域
振興や防災面にも大きな支障を来し、現在整備中の板山ト
ンネルとともに20数年間要望活動を続けてきた経緯があ
ります。平成25年度の建設促進期成会総会においては、松
浦市の厳しい意見があったものの、苦渋の選択で板山トン
ネルを優先することが決議された経緯があり、翌年度の平
成26年度に板山トンネルが着工しました。板山トンネル完
成から時間を空けることなく椋呂路トンネル着工をできる
よう、早期事業化に向けた具体的な要望活動を進めるべき
ではないのか伺います。
3 電源立地地域対策交付金事業について
この事業は電源立地地域対策交付金を活用し、松浦火力
発電所2号機施設の周辺地域における公共用施設の整備等
を促進し、地域住民の福祉の向上を図り、発電用施設の設
置及び運転の円滑化に資することが目的です。本市におい
ては交付金事業が令和元年度から既に実施されていますが、
これまでの松浦火力発電所2号機計画の推移と交付金事業
実施までの経緯、2か年度の事業内容を決定した理由及び
今後の事業遂行の考え方を伺います。
4 指定棚田地域の指定について
「棚田地域振興法」は2019年8月に施行され、農水省事
業の数多くの財政支援が受けやすくなり、地域指定に向け
た調査・体制づくりや周辺環境整備に対して助成する緊急
対策も併せて実施されています。今年4月9日時点での指
定地域は全国17道県278地域となっており、国は今後も申
請を随時受け付けています。本市での取組に向けた調査対
応をどのようにお考えか、長崎県内での地域指定状況も踏
まえ伺います。また、中山間地域が多い本市にとって地域
指定の必要性及び可能性について農業委員会会長の所見も
併せて伺います。
全国で多発する自然災害を考慮すると、公共施設の多く
は災害発生時の避難所としての役割はもとより、市民の命
を守る最後の砦であります。近年、地震大国「日本」にお
ける新しい建物では、過去の大きな地震災害を教訓として、
「耐震」「免震」を強く意識した建物が増え、特に公共施設
は地域住民の避難所として「命を守る」施設であり、救援
物資を集積する場として「命をつなぐ」拠点の役割を担い
ます。これまでは一般論として、西九州地域は地震や風水
害が少ない地域と過信してきた経緯があるにしても、現状
として、特に地震災害に対する準備及び対策を軽視できま
せん。2016年の熊本地震で避難所として機能しなかった体
育館の被災状況調査では、4割以上がブレース破断による
ものと公表されていますが、本市公共施設(体育館等)の
構造設計の考え方として、建物の地震動対策として屋根面
の水平ブレースによる拘束効果だけで下部構造の変形を拘
束するのが困難なケースもあると聞きますが、用途に合わ
せた構造設計の在り方を含め、被害対策について伺います。
2 椋呂路トンネルの早期事業化について
主要地方道「佐世保日野松浦線」は佐世保市と松浦市を
結ぶ広域幹線道路として、また、「西九州させぼ広域都市圏」
の連携など重要な役割を担っています。このトンネル計画
は、2市をまたぐ椋呂路峠の道路の大半が急坂車線で狭隘
箇所や急カーブなどが多く、大型車の通行障害や冬場の路
面凍結などの交通規制により、住民の生活はもとより地域
振興や防災面にも大きな支障を来し、現在整備中の板山ト
ンネルとともに20数年間要望活動を続けてきた経緯があ
ります。平成25年度の建設促進期成会総会においては、松
浦市の厳しい意見があったものの、苦渋の選択で板山トン
ネルを優先することが決議された経緯があり、翌年度の平
成26年度に板山トンネルが着工しました。板山トンネル完
成から時間を空けることなく椋呂路トンネル着工をできる
よう、早期事業化に向けた具体的な要望活動を進めるべき
ではないのか伺います。
3 電源立地地域対策交付金事業について
この事業は電源立地地域対策交付金を活用し、松浦火力
発電所2号機施設の周辺地域における公共用施設の整備等
を促進し、地域住民の福祉の向上を図り、発電用施設の設
置及び運転の円滑化に資することが目的です。本市におい
ては交付金事業が令和元年度から既に実施されていますが、
これまでの松浦火力発電所2号機計画の推移と交付金事業
実施までの経緯、2か年度の事業内容を決定した理由及び
今後の事業遂行の考え方を伺います。
4 指定棚田地域の指定について
「棚田地域振興法」は2019年8月に施行され、農水省事
業の数多くの財政支援が受けやすくなり、地域指定に向け
た調査・体制づくりや周辺環境整備に対して助成する緊急
対策も併せて実施されています。今年4月9日時点での指
定地域は全国17道県278地域となっており、国は今後も申
請を随時受け付けています。本市での取組に向けた調査対
応をどのようにお考えか、長崎県内での地域指定状況も踏
まえ伺います。また、中山間地域が多い本市にとって地域
指定の必要性及び可能性について農業委員会会長の所見も
併せて伺います。
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