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佐世保市議会インターネット中継

※本会議の録画映像をご覧いただけます。

  • 令和元年6月定例会 6月24日 本会議 一般質問
  • 自民党市民会議  湊 浩二郎 議員
1 西九州させぼ広域都市圏に係る今後の対応について
  佐世保市は平成28年4月中核市へ移行し、広域的な都
 市圏形成に関して、中心的役割を担うべき存在になりまし
 た。このことは、本市が、行政区域の枠を超え、社会的、
 経済的に関係性のある自治体と横のつながりを築き、医療
 や交通、産業、環境といった分野において、圏域内の行政
 サービスや都市機能を効率良く活用しながら、地域の社
 会・経済のリーダーとして持続的に牽引していくという非
 常に大きな役割を担うことを意味します。そして、佐世保
 市は、構成市町の個性を尊重しつつ、地域住民の暮らしを
 支えると同時に、この圏域の豊かで実りある未来と、一体
 的な共生社会を築くため、多様性と創造・挑戦・進取の精
 神をもって、本圏域の中心市として力を尽くしていくこと
 が求められます。
  これらのことを踏まえ、この西九州させぼ広域都市圏に
 は、当初12市町の参加予定でありましたが、佐々町議会
 が条例を否決したことにより、本年1月に同町不参加のま
 ま11市町によるスタートとなったところであります。
  新聞等の報道では不参加となった佐々町の町長は町議会
 を説得し、連携へ向けて進みたいとの意向を示されていま
 すが、現時点でどのような状況となっているのかと思案し
 懸念もするところであります。
  今後、佐々町との連携(参加)をどのように考え、取り
 組まれて行くのか、市長のお考えをお尋ねします。

2 小中学生の福祉医療制度のあり方について
  平成28年8月から小中学生も医療費の助成が始まりま
 した。
  子どもの医療費助成については、子育て世代の経済的負
 担を軽減し、乳幼児や子どもたちの病状が重篤化しないよ
 うに受診しやすくするための制度であると理解しておりま
 す。しかしながら、小中学生福祉医療制度においては、償
 還払いという方法で、受診した医療機関の窓口で健康保険
 の自己負担額3割分を支払い、その後、福祉医療費支給申
 請書に領収書等を添えて市役所へ提出し、後日、助成金が
 保護者名義の銀行口座へ振り込まれるという「煩雑」かつ
 「日数を要する」手続がとられています。
  また、時間外や休日の時に支払う窓口負担額は高額な時
 間外・休日割増料金を一旦自己負担(立てかえ払い)しな
 くてはなりません。これでは小中学生福祉医療制度の理念
 に全くそぐわないと考えます。後で立てかえた分を支払う
 のであるのなら、窓口での一時的な立てかえ払いの負担を
 なくす「現物支給制度」を採用するべきではないかと思い
 ます。
  なぜ、現物支給を行わないのか不思議でなりません。現
 物支給にすることにどのような問題があるのか、市長のお
 考えをお尋ねします。

3 市職員の定年退職後について
  近年、少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少から、働き
 手の不足が叫ばれている業種があります。
  一方、定年退職を迎えた社員等が現役時代に長年培った
 技術や経験を活用できる場の創出が必要であると考えられ
 ます。
  本市職員も同様に60歳を超えてもまだまだ活躍できる
 人材が多くいると思われますが、定年退職後は再任用・嘱
 託や市の関連施設で雇用されていると聞き及んでいます。
  そこで、本市職員が現役時代に長年培った技術や経験を
 活用できる場で雇用されているのか、また、どのような処
 遇になっているのか、市長にお尋ねします。

4 市本庁舎の活用について
  現在、市本庁舎はワンフロアごと改修を行われておりま
 すが、より市本庁舎を活用するため、例えば13階に市民
 や観光客等が利用可能な佐世保市を一望できる展望レスト
 ランをつくり、佐世保名物の佐世保バーガー、トルコライ
 ス、海軍カレー、レモンステーキ等を食べることができる
 ようにし、佐世保の名所のパンフレットなどを配置して、
 多くの方が佐世保市を満喫できるように活用してはどうで
 しょうか。
  市長のお考えをお尋ねします。
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